赤い黒豹の呑んだくれ日記

PC版&モバイル版テンプレート変更しました。(2011.11.25)
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第135話 からす座のギター

 私が敬愛する永野護氏の漫画デビュー作「Fool for the City」(以下「FFC」と記述)。その単行本の巻頭カラーページで紹介されている、私が世界一かっこいいと思っている変形ギターが、今回紹介するGibson Corvus(カーヴァス)である。Corvusとは「からす座」のことであり、構えると、なるほど鳥のような形にも見える。

 手元にあるのは、二十歳ぐらいの頃、中野の中古楽器店で発見した…というか、当時親しかったバイト仲間が雑誌(たしかPlayer誌)で見つけて教えてくれた物で、ハードケースが付属して¥96000ぐらいだったように思う。もちろん10万円もの大金をハタチの若造が持っているはずもなく、3ヶ月の分割払いにしたのを覚えている。


 このギター、世界的ギターメーカーである「あの」ギブソン社の製品でありながら極端に知名度が低く、よくわからない点も未だに多いようだが、購入当時に比べると、インターネットの普及によりいくらか情報が手に入るようになった。所有しているモデルはCorvus IIと呼ばれており、ハムバッカー・ピックアップを2つ搭載するタイプ。この他に1ハムバッカーのCorvus I、3シングルコイルのCorvus IIIの計3タイプがあるという。形が独特すぎたせいか全く売れず、1982年から84年のたった2年しか販売されなかったようで、この辺りも謎が多い理由だろう。またプロ、アマ問わず、使っている人を見たことがない(ただしYou Tubeには試奏している動画がある)。本業がドラマーなので活躍する機会はないのだが、そういう意味では、一度手に持ってステージに立ってみたいものだ。


 ボディはアルダー材との情報もあるが、同じアルダー材を使っているハズのFender Stratocasterよりかなり軽いことから、実はバスウッド材(入門用ギターによく使われている)なんじゃないだろうかとも思う。ネックはボルトオンで、多分メイプル材。握るとストラトより太い感じがする。フィンガーボードは多分ローズウッド。さすがにエボニーではないだろう。ナットは定番の牛骨。フレットは22フレットで、ギブソンらしく幅の広いものだ。

 ピックアップは2ハムバッカー仕様だが、ボディの軽さも手伝って非常に貧弱なサウンド。レスポールのようなハイパワーを期待すると裏切られるのは必至だ。その上ボディ鳴りも殆ど無いため、アンプ直結では(もちろんアンプの性能にもよるが)「軽快なクランチサウンド」程度にしかならない。もしゴリゴリのメタルサウンドにするならば、それなりのエフェクターが必要だが、歪ませすぎると音が潰れてしまい、本来の魅力を失うような気がする。こんな形状であるにもかかわらず、であるが、この辺が今一歩セールスに結びつかなかった原因という説もある。

 ブリッジはギブソンらしい感じもするが、伝統のTune-O Maticよりシンプル。コントロールは2ボリューム、1トーンにフロント、ダブル、リアの3点トグルスイッチと、こちらもギブソンお決まりのスタイルだ。



 で、本当は黒かシルバーのCorvus IIIが欲しかったのだが(「FFC」カラーページに掲載されているのは黒い「III」)、今のように情報が手に入りやすくない時代のこと。さんっっっっざん探してやっと見つけたことから、実はちょっと妥協した。ところがこの日の帰りに立ち寄った新大久保の中古楽器店で、何と黒いCorvus IIIが売られていたのだ!もっとも購入した物の方が状態はずっと良かったし、今となってはこの何ともいえないオレンジ色も、ストラトとは全く違う音がする2ハムバッカーもお気に入りである。今のギターと違って塗装が弱いのだろう。購入から15年近くが経過し、当初からあったひび割れが増えてきているが、コレもいい味になっていると思う。


 ところで「FFC」巻頭ページには「Futura」として紹介されているが、写真を見る限り紛れもなくCorvusである。今でもこの辺りはよく混同されているようだが、どうやらFuturaというモデルもCorvusと同じ形状を持ち、上位機種として別に存在するらしい。Corvusとの違いは、ネックの結合方法がセットネック(ボディと接着されている)であることと、ブリッジにケーラー社のトレモロユニットが奢られていることのようだ。ちなみに「Futura」は、かの有名なExplorerの元になったギターの名でもある。



 と、ここまで知った風で書いているが、最初に描いたとおり非常に謎の多いこのギター。「ここは違うよ」とか「本当はこうだよ」とかイロイロ知ってる人、教えてくれると助かります。あと「私、使ってます」って人も、是非コメントください。





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第134話 甦れ!隠れた名機 −Rocktron G.D.P.−

 G.D.P.Google検索すると、出てくるのは国内総生産(Gross Domestic Product)。まぁ普通そうだよな。社会の授業にも確か出てきたし。だが、もちろんそんな高尚な話ではない。今回は久々の音楽(楽器)ネタである。


 G.D.P.とはGuitar Distortion Prosessorの略。その正体はアメリカのRocktron(ロクトロン)社が製造・販売していたハーフラックマウントの歪み(注:「ゆがみ」ではなく「ひずみ」と読む)系エフェクターだ。探して探して、ようやく3年ほど前に格安で手に入れたはいいが、困ったことに取説はおろか電源アダプタもなく、入手以来動作確認ができなかったのだ。で、そのままお蔵入りになっていたのだが、ある日どうしても音を出したくなった。背面には電源が直流15Vであることが書かれていたので、15VのACアダプタを古物屋で手に入れ、コレを本体につなげば音が…



 ポ ン ! 



 なんと、破裂音と共に白い煙が立ち上ったのである。もちろん音は出ない。パネルを開けると中に入っていたのは数個のICとトランジスタ、電解コンデンサと無数の金属皮膜抵抗からなるアナログ回路。よく見ると、電源ジャックに近い位置にある電解コンデンサが1つ吹っ飛んでいた。どうやらこの電源アダプタは強力すぎたらしい。焦げた匂いはほとんどしないから、抵抗が焼けてしまったということはないだろう。…多分(不安)。


 後日メーカーにアダプタの件を問い合わせると(最初からそうしろ)、生産が終了していて正規品がないとのことで、代替品としてVestaxのアダプタを教えられた。そのまた数日後、東京へ行く用があった時に有楽町駅前の某量販店に立ち寄り、ダメもとで尋ねると幸運にも在庫があるという。コレを購入し、さらに秋葉原で途中下車しパンクしたコンデンサの替えを入手。帰宅してコンデンサを交換し、電源をON!これでようやく音が…





 出 な 〜 い …。




 改めてテスターで調べると、コンデンサ、抵抗、ダイオードには導通があるようだ。あとはトランジスタとICだが…よく見ると、電源が入っていることを示すLEDが点灯していない。ということは、そもそも電源が入っていないことになる。


 基板を裏返してLEDにつながる回路を辿り、テスターで電圧を測ってみると、電源のすぐ近くにある3端子レギュレータの、約18Vの入力に対し12V程度あるべき出力が数mVしかない。これではLEDは点灯しないわけだ。おそらく今回電源を入れた時(あるいはもしかしたら入手以前から)パンクしていたのだろう。

 原因はコレだと当たりをつけてwebで電子パーツ屋をさがすと、大洗の辺りに1軒あることが判った。ちょっと遠いが車でいける場所だ。レギュレータ1個買うのに秋葉原まで行くのはバカバカしい。

 片道1時間弱かけて到着したのは、アマチュア無線の専門店。こうした店を1軒知っておくと、後々何かと便利かもしれない。往復で2時間近くかけて¥100足らずのレギュレータをGetし、帰宅して早速交換。そして電源アダプタをつなぐ。




LED点灯キターーーー(゜∀゜)ーーーー!!!!!





ギター、アンプとシールドで繋ぐと





音デタ----(≧∀≦)ーーーー!!!!!





 アナログ回路から出る待望のサウンドは、事前に聞いていた「マーシャル全開」サウンドかどうか分からないが、アナログだけあって骨太で温かみの感じられる滑らかな歪みであった。しかもスレッショルドコントロールが付いているので、音を出していないときの「ジー」とか「サー」とかいうノイズもカットでき、サウンドはとてもクリア。手元にあるもうひとつの歪み系エフェクタであるSANS AMPのアンプシミュレータ「GT2」よりずっとイイ音だ(いやGT2だって、それはそれでイイ音なのだが)。


 ただ手持ちのアンプが、あの「PIG NOSE」なので「音質」はそれなりである。出来れば50wぐらいのギターアンプがあると、本来の音が楽しめそうなもの。永野護氏によると、あとはウーレイのコンプレッサ「7110」があれば、セッティング次第でそれはもう素晴らしいサウンドが作れるそうだ。ちなみにウーレイ「7110」は中古で3万弱…買えないことはないのだが当面ライブの予定もないし、そもそも本業はギターではないので、とりあえずコレでよしとしよう。


 ところで、今回の件でいろいろ調べているうちに知ったことだが、こういうギター/ベース用エフェクターを自作してる人って、結構いるようなのだ。ちゃんと勉強すると作れるようになるのか?ちょっとした電子工作は趣味としては面白そうだし、電気の知識は整備の仕事にも生かせそうだ。




で…本業がギターの人、お貸ししますので誰か試してみませんか?(本気)





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第133話 アラスカン・ビールな日々

 仕事で訪れたアラスカには、日本では見たこともないようなビールが多数存在した。中でも「アラスカン」はその名の通り、地元イチオシのビールといえよう。バリエーションが豊かな中、今回飲む機会に恵まれたのは赤、青、白、黄緑の4種類。職場の売店では、どれも6本組みUS$8.89であった。帰国後4日ほどたってしまったが、それぞれ紹介していこう。

アラスカン・アンバー(赤ラベル)
 出国前に隣の職場の先輩が「お金は後で払うから、できれば買ってきて」と電話をしてきたのがコレ。職場内のバーでも扱っていたので、多分一番売れてるのではないだろうか。独特の香りがあるものの「クセ」というほどではない。アメリカンビール特有の「物足りなさ」は感じないが、かといってコクがあるというほどではない。日本人にも一番飲みやすい1本ではないだろうか。

アラスカン・ペール(青ラベル)
 今回の職場で、後ろの席に座っていたアメリカ人に勧められたのが、この青ラベル。アメリカンらしいライトな感じではなく、クリーミーな舌触りが印象的であった。

アラスカン・ホワイト(白ラベル)
 飲み屋で1本だけ試す機会があったのが、白ラベル。独特の苦味と強い香りが特徴。飲めないというほどではないが、かなりクセのある印象で、次に紹介するIPAと同様、好き嫌いは分かれそうだ。カメラを持って行かなかったので、写真はなし。

アラスカン・IPA(黄緑ラベル)
 アラスカン・ホワイトと同様の強い香りを持つが、ホワイトより青臭さが際立っている印象。この香りが、飲んでいるうちに爽やかな、良いアクセントに感じられてくる不思議な1本。飲んでいるうちに、なぜか「ズブロッカ」を思い出した。香りに特徴があるのでツマミはかなり選びそう。ちなみにIPAとはIndian Pale Aleの略だそうだ。写真手前は日本でもおなじみ、ナビスコのクラッカー。味は日本と同じである。

 売店にはこの他に、スタウト(緑ラベル)とサマー(オレンジラベル)があったが、チャレンジする時間(と予算)がなかった。バラ売りしてくれれば1本づつ飲み比べることができたのに、非常に残念である。ちなみにこのアラスカンというビール、日本で手に入れることはかなり難しいらしく、一説によると「アラスカフェア」のような催事で売っていても1本約¥900と、実に6倍以上の法外な値段なので、「試飲」はあまり現実的ではない。もしまたアラスカに行く機会があれば、残りも試してみたいと思う。ビールについての詳細は公式サイトにあるので、興味のある諸兄はぜひ見てもらいたい。ただし英語版オンリーである。




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第132話 クマのケツ

 この週末は北極圏を目指し、アラスカの大地を北へ進むこととなった。縮尺がよく分からないのだが、誘い主は「地図で見ると半日ちょっとで往復出来そうだ」という。メンバーは3人。運転を交代しながらなら大丈夫だろう。北極圏の入口にあるという看板の「写真を取るためだけ」の旅に出発!

 朝7時過ぎにクルマで職場を出発。約30分でフェアバンクス市街を通りすぎる。ここまではいつも通りだ。市街地を抜けると未知のエリアへ突入する。進むごとに民家はまばらになっていき、その途中にアラスカパイプラインを間近で見られる「公園のような施設」があるのが確認できた。もう少し進むと本当に田舎道になってしまったが、やがて見えてきたガソリンスタンドで休憩。このガソリンスタンドは、映画に出てくるようにレストランと商店が併設されていた。
 休憩を終え再び走り出すと、いつの間にか生活の匂いはほとんどなくなってしまい、峠道のような風景に変わっていた。ただし道幅は十分で、カーブは非常に緩やかだ。朝早い(と言っても9時は廻っているが)せいか、道を通るクルマはほとんど無い。見晴らしの良さそうなところを選んで車を降りると、空気中の湿度が低いせいだろう、関東とはまるで違う、とても鮮やかな青色の空である。

 走り出してから2時間ほど過ぎころ、分岐点に差し掛かった。看板を見るとなぜか無数の弾痕がある。普段やたらと撃てない拳銃を、こういう所で試し撃ちするわけか。ここがアメリカなんだと気付かされる瞬間である。で、その看板によると、左へ進めばマンリー温泉。ということは、北極圏に行くならもちろん直進。この先はダルトン・ハイウェイというらしい。一応ここが地図上のどの辺なのか確認すると、なんと全行程の3分の1程度であることが分かった。このペースだと北極圏に入るまでに半日潰してしまう。なんてこったい。そういえば「舗装されてない悪路が続く」と、噂にチラッと聞いた気がするが、今のところ綺麗とは言えないまでも舗装路が続いているし、「ハイウェイ」と名乗るからにはたぶん大丈夫。ここまで来たからには行くしかないでしょう!

 と、この見立てが甘かったと気づくのは、この直後であった。腹を括ってクルマを走らせたはイイが、よりによってすぐ先がダートなのである。しかも「工事中」のように「その部分」だけではなく、その先もひたすら未舗装の道路が続く。普通のセダン(FORD FUSION)に乗ってきて、本当にこの先大丈夫なのだろうかと心配しつつも、まぁ走れないことはないので前に進む。なるほど生活圏にこういう道が多いなら、セダンよりクロカンだろう。道理で目にするクルマに泥だらけのピックアップトラックが多いわけだ。砂塵を巻き上げダートを疾走する我らがFUSIONは、帰る頃にはWRCカーみたいな汚れ方であろう。

 時間は昼にさしかかり、心なしか交通量が増えてきたような気がする。しかもキャンピングカーやピックアップトラックの他は、日本では俗に「コンボイ」(「コンボイ」は車名ではない)と言われる、ハナの長い、煙突を2本背負った特大のトレーラー(写真1枚目参照)。こんなのが前から何台もやってくるのだ。未舗装路ではあるが、しっかりと踏み固められているのは、重量のある車が行き来するからなのであろう。
 山火事から緑が再生し始めた(アラスカは乾燥しているので山火事が多いそうだ)、木がまばらな山道をどこまでも進む。ランドマークがないので、地図上のどこにいるのかも、次の町まで何時間走ればいいのかも全く見当がつかない。遂にFMラジオも受信できなくなり、行けども行けども何も無い、テレビでしか見たことのない風景が、ただ延々と続く。やがて道端に「ユーコン川まで〇〇マイル」という標識が出始めた。ここまで行けば何かがありそうだ。そうこうしているうちに、今まで見てきたより幅の広い川が見えてきた。どうやらコレがユーコン川らしい。木でできた(もちろん骨格は鉄骨だろう)橋を渡ると、キャンプ場らしきものがあった。

 ここはオートキャンプもできるほか、売店に食堂、簡単な宿泊施設もガソリンスタンドもあるようだ。ここの売店で昼食にする。店の入口には熊の、なぜか下半身だけが描かれている。「Restaurant Bear’s Hip(クマのケツ食堂)」とでも言うつもりだろうか。決して上手とは言えない上に、看板にしてはデザインもイマイチだ。アメリカ人のセンスはよく分からない。
 南極観測基地のような外観の建物に入ると、土産屋とレストランが併設された店だった。流儀が良くわからないので、女将さんらしき人に「ここ、レストランですよね?」と尋ねると「お食事ですか?」と聞かれたので「はい」と答えて席につく。ブレックファストは普段食べてるのと変わらない感じだったので、ランチメニューの中から「サーモンバーガー」を選択。添え物は、いつも食べてるフライドポテトは敬遠し、ポテトサラダにする。サーモンバーガーはサーモンのパテを挟んだハンバーガー。ちょっと味の想像がつかなかったが、食べてみると意外にイケる。ポテトサラダもいい感じだ。
 ふと、隣の席に座った老婆から「熊の物語は読みましたか?」と1冊のバインダーが渡された。そこに書かれていた内容は、こんな感じだ。

 2004年にこの辺りで大きな山火事があり、そこに棲んでいた熊たちが棲み家を追われたまま、季節は冬になってしまった。山火事で十分な食べ物を得られず、十分な脂肪を蓄えることができないまま冬を迎えた1頭の熊がある夜、冬季休業中であったこの店に、事務所の窓を割って忍び込んだ。事務所を、売店を、キッチンを、餌を求めて荒らし回った熊だったが、休業中の売店に食料があるはずもなく、宿泊施設から枕やシーツを集めて寝床を作ると遂に力尽き、眠ったまま死んでしまったという。店の外にあった熊の後ろ姿は看板ではなく、熊に破られた事務所の窓だったのだ。ここで窓を綺麗に修理して、何もなかったように営業を続けるのが日本人。アメリカ人はコレをベニヤ板で塞ぎ、外側に熊の下半身、内側(事務所側)に上半身を描いて、店のエピソードにした。発想の豊かさ、ユーモアと逞しさに脱帽である。

 さてさて、食事を終えた我々だが、この時点ですでに午後1時半。北極圏まではダートを90km。ペースが上げられらない上、同じ行程を戻らなければならないと考えると、部屋に戻るのは夜中になってしまいそうだ。暗くなる心配がないとはいえ、やはりセダンで来たことに無理があったと泣く泣く諦めて、もと来た道を引き返した。いつか機会があれば、その時はクロカン四駆でリベンジしたい。



※追記
ちなみに「北極圏の看板」は、こんな感じらしい。


2012.5.4 追記
このレストラン、正しくは「Yukon River Camp」というらしい。
所在地は
Mile 56 Dalton Highway, Yukon River Crossing, AK
である。



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第131話 アラスカで見た妙なもの

 その国にはその国なりの文化や風習がある。海外から日本にやってきた人たちも、同じように「日本にはこんな物があるのか!」とか「コレはナシだろ〜」とか思うに違いない。今回アラスカに来て、最初に見た奇妙なものといえば、コレだ。

 どの車にも、ナンバープレートの近くに電源コードのようなものがある。まだ日本ではあまり普及していないプラグインハイブリッドだが、アラスカでの普及率は、ほぼ100%に違いない。駐車場には必ずコンセントのついたポールが立っており、ここから充電できる仕組みのようで、インフラ整備も完璧だ。う〜ん、さすが氷河のあるところは、環境に対する配慮が違う。日本も国を上げて、このぐらい目指さなければ。



 …ではなく、正解はエンジンが凍らないためのもの。アラスカの冬はマイナス40℃にも達するので、ただ停めたままにするとエンジンが停止中に凍りついてしまい、再始動できなくなるという。そこで、エンジンを電熱器のようなもので温めるのだが、その電源をとるのがこのケーブルと、駐車場のポールだということである。マイナス40℃と言えば、バナナで釘が打てたり、新鮮なバラがガラス細工のように粉々になったりする温度。アラスカの人々が使うエンジンオイルは、当然モー◯ル1だろう。ちなみにエンジンオイルは非常に安く、カストロールの「EDGE」が1クオート(0.946リッター)で$7以下。現在のレートなら¥600ちょっとである。4リッター入れたって、¥3000しないのだ。羨ましい。なおガソリンは1ガロン(約3.8リッター)で$3.6程度と、こちらも激安だ。
 なお、日本では「アメ車はバカみたいにデカい」というイメージがあるが、こちらでは道も駐車場も日本よりはるかに広く作ってあるため、慣れてしまうとデカくてもイイような気がしてくるから不思議。時々見かけるVitz(こちらではYarisという名前だ)が軽自動車のようだ。もちろん軽自動車は存在しない。ちなみに日本車ではトヨタ、ホンダの普及率が高いようなイメージがあったが、三菱、スバルに加え、意外(失礼)にマツダが頑張っているようだ。

 奇妙といえば、食文化。コレばかりは埋めようがない。アメリカの味付けは総じて「大味」と言われているが、まさにそのとおりで、大抵は味付けがしてないか、濃すぎるかのどちらか。特に甘いモノで顕著な気がする。
 飲み物はジュースかソーダ、エナジー飲料に大別できる。日本にある缶コーヒーや乳酸菌飲料は見たことがない。その代わりエナジー飲料は非常に種類が豊富で、レッドブル、モンスター、ロックスター、ゲータレードなど日本でおなじみの商品が並ぶが、バリエーションが多い。リプトンのグリーンティーがあって買った人がいたが、「シトラスフレーバーで飲めたものじゃない」と言っていた。いやいやいや…緑茶に柑橘系は無理だろ。

 で、私が気になって買ったのがコレ。日本でもおなじみの野菜ジュース「V8」。しかしよく見ると「SPICY HOT」つまり「辛口」である。飲むと確かに辛く、ブラッディ・マリーにタバスコを加えた時の味によく似ている。健康的なのか不健康なのか…。決して不味くはないが、好みは分かれそうだ。


 またある日、同じ部屋で生活している先輩が、売店でカップ焼きそばを買ってきた。かやくと水(お湯ではない)を入れてレンジで4分、1分冷ました後に粉末ソースをかけて出来上がり。湯切りの工程がないので若干水分が残る感じだが、食べられなくはないと言っていた。ただし焼きそばらしい味ではないらしい。確かにニンニク臭が強烈だった。別の日にはラーメン屋(フェアバンクスの繁華街の外れに、1軒だけある)に行った人がいたらしいが、トムヤムクンのような味で、辛かったとの噂。どうもアメリカ人にとって中華はエスニック料理の一部のようだ。


 区別がつかないといえば、今回はカミサリー(主に食品を扱うスーパーのようなところ)で、すれ違いざまに「アニョハセヨ〜」と声をかけられた。グアムに行ったときにはTシャツ屋の店員から中国語(たぶん)で声をかけられたし、沖縄に行ったばかりの頃には、米軍基地の近くのピザ屋で会計時に「円?ドル?」と聞かれた。確かに大陸系の顔なのだが、行く先々でコリアンやチャイニーズに間違われるのってorz...


※おまけ
売店の入り口で見つけた、珍しい(?)ハスキーの草刈機。何故かトップカバーに「HONDA」のロゴがあるのだが…?
与太話 | comments(4) | trackbacks(0)

第130話 最後の開拓地

 前回UPしたとおり、仕事の都合でアラスカに来ているのだが、幸運にもネット環境が一応確保できたので、Web巡回はちょこちょこ出来そうだ。ファストフード店に行けば無線LANが使えるが、滞在している部屋は有線のみ。しかもケーブルが短いため使い勝手はイマイチ。だが通信速度は非常に速い。もしかしたら自宅より速いかもしれない。

 6月2日の朝、いつも通り職場に出向き、朝イチの仕事だけ手伝ったあと10時のバスに乗って成田空港へ。羽田は何度も行っているが、成田は3回目。しかも自分が使うのは初めてで勝手がわからず、一緒に来た人たちの後に続いてチェックイン・カウンターへ向かう。滞在先の地名や宿泊先の名称まで聞かれると思ってなかったのでオロオロしかけていると、隣の列から助け舟が出て無事クリア。搭乗まではかなり時間があるので、bayFMのサテライトスタジオ「SKYGATE」を見に行ったが、当然誰もいなかった。金曜出国だったら良かったのに(公開放送は金曜9〜16時)。集合時間になり出国審査を経て搭乗口へ。我々が乗るエアバスA330、DL296便はすでにボーディングブリッジが接続され、いつでも準備OKという感じだ。旅客機になんて何度も乗っているが、初の海外と思うとテンションが上がる。
 そしていよいよ搭乗。職場内の一部ではビジネスクラスという噂もあったが、普通にエコノミークラスである。まぁそうだろうな。公務とはいえ、20人近くもビジネスで行かせるほど台所事情は良くないハズ。しかも真ん中の列。通路側なのがせめてもの救いだ。窮屈な席に押し込められたまま離陸。レベルフライトになり、しばらくするとドリンクサービスが始まった。なんとソフトドリンクだけでなくビールやワインも無料だという。だったら迷わず(本当はちょっとだけ迷ったが)

「 ビ ー ル お 願 い し ま す っ ! 」

 差し出されたハイネケンを飲み終わってまたしばらくすると、今度は夕食。別に腹は減ってないので後でもいいか尋ねると、冷めるので今食べてくれという。仕方ないなぁ。チキンかビーフかと聞かれたのでチキンを頼むと、出てきたのは鶏の照り焼き丼。しかも大して温かくない。まぁ和食はしばらく食べられないからヨシとする。狭いシートに苦労しながら機内食を食べ、ビールのお代わりを飲み終えて、不自然な姿勢で眠りについた。

 どのぐらい眠れただろうか。首から後頭部に違和感を感じて目を覚ますと、どうやら朝になったようだ。程なくして機内ではウェットティッシュが配られた。どうもコレで顔を拭けということらしいので、ファミレスで休憩する中年サラリーマンよろしく耳の裏や首筋まで遠慮なく拭いた。軽めの朝食が出された後、1時間ちょっとでシアトルに到着した。
 シアトルに着くと、まずは入国審査である。一般の旅行客は非常に長い列を作っているが、こちらは公務で来ているので非常に簡単に済んでしまう。次にトランジットのため一度荷物を回収して、再度預ける。その後手荷物検査を受け、ターミナル連絡用の地下鉄に乗って、アラスカ航空のターミナルまで移動。地上に出ると、なんと雨である。う〜ん、さすが俺。
 こちらのターミナルにはおみやげ店やスターバックス、バーガーキングなどがある。あまり大きくはないが、無線LANがあるのはさすがである(前回のコメントはここで投稿)。ここでも4時間以上待って搭乗する。今度の機種はB737。比較的新しいモデルのようだが、片側3列で中央列はない。テレビモニターどころか肘掛にヘッドホンプラグもなく、ライフジャケットの説明を超ベテランのCAさんが実演でやっていたのが逆に新鮮だ。ちなみにデルタ航空もCAさんは「ベテランのお姉さん」(笑)で、男性も2人いた。「若いねーちゃんばっか乗せて飛んでるのなんて国内線だけだよ」と先輩が言っていたのは、どうも本当らしい。

 やはりシアトルまでの機内ではよく眠れなかったのだろう。エプロンから滑走路までのタクシー中にウトウト。シアトルの町並み(思ったより田舎だ)を窓越しに見ながら離陸し、雲を抜け地上が見えなくなった辺りで完全に落ちた。目が覚めて窓の外を見ると、雲の切れ間から見えるのはなんと一面の雪山。どのあたりを飛んでいるのだろう。地上を見続けていると、雪山から草原(ツンドラ?)のような景色に変わったが、人が住んでいる気配は全くない。全く未開の土地のようだ。日本ではありえない光景だが、地球にはまだまだこういう所があるのだと、改めて実感する。やがて着陸態勢に入るとのアナウンスののち機体が降下を始めると、眼下に今回の仕事場らしきものが見えた。


 国内線では体験したことのないバンク角をとり、グルッと旋回するような感じでフェアバンクス空港に着陸。ターミナルに出ると事前の噂通り、茨城空港のような寂れた空港で人もあまりいないが、最近改装したばかりとあって非常に綺麗で、しかも木を基調としたデザインが数段オシャレだ。
 ターミナルを降りて荷物を受け取りレンタカーを手配。上層部としては、ある程度の英会話力を持った人間を揃えたつもりらしいが、レンタカーを5台借りるのに1時間半もかかってしまった。ようやくのことで車に乗り込み、国道と高速道路を足したような(つまり、ところどころ信号も踏切もあるが、出入口もある)3車線道路を約40分走ると、今回の仕事場に到着だ。宿舎のチェックインでも手間取り、ようやくのことで寝床を確保した。

 出発日の起床が2日の4時半。宿場を出たのが10時。成田を出たのが16時半、シアトルに着いたのが現地時間で2日の7時半(日本時間3日0時半)。フェアバンクスについたのが15時半(同3日8時半)。宿泊部屋に着いたのは20時前(同3日13時)だっただろうか。多少仮眠したとはいえ都合1日半ぐらい動きっぱなしだったわけで、「そりゃ疲れるわ」というのが1日目の感想だが、困ったのはその後だった。この時期、アラスカは夜がたったの3時間しかないのだ。つまり19時に部屋に着いたとして、荷物を解きシャワーを浴びてビールの栓を空け、3本飲んでも時差ボケのせいか全然眠くならないのだ。しかも外の景色は夕方から少しも変わっていない。気がついたら23時を過ぎていたので、あわててベッドに入ったが、朝までに2回も起きてしまった。あれから3日が過ぎたが、体のリズムは何だかまだシャキッとしない。



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番外編 めざせアラスカ

NEC_2472.jpg
いま成田空港の22番ゲート前で搭乗時間を待っている。
行き先はシアトル経由でアラスカ州フェアバンクス。もちろん仕事である。

現地での滞在期間は1ヶ月。人生初の国際線搭乗、人生初のアメリカ本土上陸である。

さて、現地からのBlog更新なるか!?(←仕事しろ)
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第129話 たまにはプロの味

 今年のGWのイベントとして、宇都宮餃子を食べに行くことにした。以前から妻にねだられながら、何となく先延ばしになっていたのだ。餃子は普段私が作っているのだが、最近は野菜が高いため作る頻度が落ちてるし、たまにはプロの餃子もいいだろう。そこで事前調査として、職場に何人かいる栃木県出身者に
「どの店がうまいのか?」
と尋ねたところと、
定番は「みんみん」、対抗が「正嗣(まさし)」
との回答を得られた。しかも「成人男性なら4人前は食べられる」と聞いたので、両方をハシゴして食べ比べてみることにした。


正嗣 メニュー 「北関東自動車道のおかげで、宇都宮までは40分程度で行ける」という事前情報のとおり、新緑を楽しみつつ常磐道〜北関東道を北上すると、確かに1時間もしないで宇都宮市内に入ることができた。ここからは事前に入手しておいた(というか栃木出身の先輩がわざわざ用意してくれた)「宇都宮餃子オフィシャルマップ(宇都宮餃子会発行)」をたよりに、まず「売切れ次第終了」という「正嗣」を目指した。開店時間の11時より早く到着してしまったので店の前で待っていると、我々の後ろにはいつの間にか行列が出来ていた。
 しばらくして開店。店に入ると、なんとメニューは焼餃子と水餃子の2つ(正確には、これに持ち帰り用の冷凍餃子が加わり3種類)しかない。他には水だけだ。「餃子専門店」なので、ライスもビールも置いていないという。しかもカウンター席のみ。硬派な割り切りがなんとも素晴らしい。席につき、予定通り焼餃子と水餃子を2人前ずつ注文すると、追加注文は受けないと言われた。コレまた硬派だ!でも大丈夫。次が待っているので、そんなにたくさん食べるつもりはない。

正嗣 焼餃子 出てきた餃子は割と小さめで、ジューシーだがあっさり味。これなら確かに楽勝で4人前行けそうだ。焼餃子の方は安心して食べられる味。軽めで、おやつ感覚でも行けそう。野菜がたっぷり入っているのか、適度な甘みがある。水餃子は本当に茹でてあるだけで、スープ(?)には何の味付けもされていないため、焼餃子同様タレにつけるか、醤油、ラー油、酢を入れて自分で味付けをする必要がある。あえて醤油を入れず、ラー油と多めの酢を入れると、餃子の味を壊すことなく食べられる。醤油を入れるなら、気持ち程度にした方がいいだろう。また、今回は焼餃子を先に出されてしまったため、水餃子を食べるのが後になってしまったが、先に水餃子を食べた方が、デリケートな味わいを楽しむことが出来そうだ。

 あっという間に食べ終わってしまったが、食べている間にも、持ち帰り用を買いに来るだけの客が次々とやって来て、どちらかというとイートインより持ち帰り主体という感じであった。それなりに腹が減っていたのに、あえて注文数を控えたことで、若干の物足りなさを感じながら、次の「みんみん」を目指す。

みんみん本店 外観
 「みんみん」本店は宇都宮駅前の繁華街のどまんなかにあり、駐車場は店の前にある有料駐車場(みんみん利用者は1時間は無料)を使う。店の前にはすでに行列ができており、我々が到着した時点ですでに40分待ちだという。系列店に行くことも提案されたが、わざわざ本店に来たのだからと丁重にお断りする。
 やっとのことで店内に通されると、中はさらにすごい盛況ぶり。メニューは焼餃子、水餃子の他に揚餃子が加わる。さらにはライスとビールもあるが、車で来たためビールは飲めないし、第一のんびり餃子を楽しむという雰囲気ではない。ここでは焼きを3人前、水餃子と揚げ餃子を2人前ずつ注文した。


みんみん 焼・水・揚
 まずは揚げ餃子が登場。皮がカリッと揚がって香ばしい。中の餡はこってりジューシーな感じだ。餡にしっかり味がついているのか、薄味好みの私に調味料は必要ない。これはビールに良く合いそうだ。続いて焼き餃子が登場。こちらもしっかりした、ライスが欲しくなる味だが、このタイミングで注文しても食べきる自信はない(笑)。最後は水餃子。これもラー油と多めの酢でいただく。餡に生姜の香りがほのかに漂って、いい感じだ。
 こちらの餃子は「正嗣」に比べて皮がやや厚めなのか、大きさはそれほど変わらないのにズッシリと食べ応えがある。逆に「正嗣」はあっさり系で味付けがあまりきつくない分、「みんみん」の後だと物足りなく感じるかもしれない。
 実に残念だったのが店の雰囲気。騒然として落ち着かないし、座席数もいたずらに増やしすぎで、通勤時間の立ち食いソバ屋じゃあるまいし、人口密度が高すぎる。その上対応が全体的に「ぞんざい」だ。繁盛しすぎて客のケアに手が回らないのがよく分かるが、宇都宮餃子を代表する店として知名度が全国的になっているのだから、味以外の部分までしっかりとやって欲しい。

 今回は2店間の時間をあまり空けなかったせいか、ちょっと食べ過ぎた感じで宇都宮を後にしたが、次の機会には、しっかり空腹の状態で「みんみん」や他の店舗も味わってみたい。家から宇都宮までせいぜい1時間半。高速代はたったの¥1000だし、どちらの店も1皿¥200程度。浜松餃子もいいが、宇都宮餃子は実にリーズナブルに楽しめるのだ。
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第128話 黄金のロボット

黄金のロボットといえば…

機動戦士Zガンダムに登場した百式?
重戦機エルガイムに登場したオージェ?
それとも、The Five Star Storiesの主役メカ、ナイト・オブ・ゴールド?

世代や好みによって意見が分かれるところだが、今回の主役は、その中のどれでもない。


先日職場で、子供の頃持っていた玩具の話になったとき、先輩が
「(かつて在籍していた)〇〇先輩の部屋に行ったら、

 ゴ ー ル ド ラ イ タ ン が 全 種 類 飾 っ て あ っ た 。」

と言った。

ゴールドライタン…30代半ばの諸兄はご存知のことと思う。東京12チャンネル(現テレビ東京)で放送されていた、ロボットアニメである。当時小学生だった私もよく見ていたし、近所の友達のひとりもゴールドライタンの玩具を持っていたっけ。
まぁその話は何となくそこで終わってしまったのだが、私の頭の中には仕事中も、その後帰宅してからも、オープニングテーマが流れ続けていたのである。

こんな時便利なのが、ご存知YouTube。検索すれば絶対に引っかかるに違いない。2日たってようやく検索する時間を得ることができた私は、そこに「ゴールドライタン」と入力し、出てきたリストの中から、あのメロディを聞くことが出来そうなものを選んだ。
うんうん。これこれ。ゴールドライタンって、いま見ると帽子をかぶってサングラスをかけてるみたいに見えるな。へ〜、これってタツノコの作品だったんだ。確かに、それっぽい。

そして、もうひとつ、ちょっと面白そうなのを選んでみた。 この声は、山本正之!なんだこの違和感の無さは?というか、なんだかコッチの方が、力強さには欠けるものの、むしろしっくり来てる気がする。

山本正之氏とは、かの「タイムボカンシリーズ」の数々の主題歌を作詞、作曲し、その中の大半を自身で歌っている人物で、作品によっては声優として参加までしている。名前を知らなくても声を聞けば「あ〜!」と気づく方も多いだろう。調べてわかったのだが(というか、最初の映像を見た時点では見落としていただけだが)、ゴールドライタンの主題歌は氏の作である。なるほど違和感がないわけだ。もっとも番組自体が「タイムボカンシリーズ」と同じタツノコ作品であるため自然な成り行きではある。

ちなみに劇中に登場するライタン軍団6体の中で一番好きだったのは、なぜか番組終了後に立体化された「アイシーライタン」である。子供の頃から主役は好きにならないヘソ曲がりなのであった。




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第127話 イマイチ

  以前UPした通り、先日黒いMacbookを購入した。今までの例からすると、かなり長く使う事になりそうで、購入時の美しさをできるだけ長持ちさせたいと考えた。先代にあたるiBookは筐体が白かった事もあって汚れが目立つだけでなく、長年の使用によりトラックパッドやキートップなどがテカっていたのだった。必要なのはキーボードカバーとトラックパッドを保護するためのフィルムである。光沢のあるディスプレイも、今どき風だがあまり好きではないので、ついでにアンチグレア仕様のディスプレイ保護フィルムも買う事にした。

 とある週末。千葉市某所にある郊外型電器量販店にて物色。ディスプレイフィルムは需要がないのか、あまり目立つところには陳列されておらず、さんざん探した末、店員に聞いてようやく発見。13.3インチワイド用ならどれを買っても同じだろうと思い、メーカーなどあまり気にせず選択。トラックパッド用はそれ専用の商品がなかったため、iPod touch用の保護フィルムを選択。あまり厚い物を選ぶとパッドが感知できなくて無意味だが、iPod touch用なら触って操作する前提で作られているはずなので、大丈夫だろう。キーボードカバーは在庫がないようだった。
 帰宅し、早速2枚の保護フィルムを貼ってみる。トラックパッド用は専用品でないため、自分で適当な大きさに切り出す必要がある。試行錯誤の末、ほぼピッタリのサイズに切り出す事ができたが、実際に貼ってみると周りが若干浮いてしまうのだった。しかし何度も貼り直しているとホコリがついて気泡ができてしまうし、実用上は問題にならないので、適当なところで妥協する。ディスプレイ用は大きさがあるため、気泡を全くゼロにする事はできなかった。まぁ、電源が入っていれば気にならないレベルなので、ここでも妥協。要するに根っからの「B型」なのである。
 そしてこの週末、同じ店の別の店舗に行く事ができ、そこでようやくサプライ品で有名な某E社のキーボードカバーを入手した。シリコンのような半透明の素材で、どこにでもあるタイプだ。さすがに専用品。完全にとは言わないが、ぴったりフィットする。パッと見はせっかくの美しいデザインがスポイルされた感じがしなくもないが、汚れたりテカったりするよりいいだろう。


 ところが、問題はここからだった。カバー装着状態でキーを打ってみると、何とも打ちにくいのである。もちろんタッチが変わってしまう事は覚悟していたが、そういうレベルではない。私がキーを押す力が弱いのか、意識して強く押さないと文字が打てないのである。しかもキーを押すごとにパカパカと引っかかり


使 い 物 に な ら ん じ ゃ な い か !


 ということで、ほかに何かないのかな〜?とweb巡回してみると、結構良さげなのがある事が分かった。とくにパワーサポートの商品の中には、JIS配列なのに平仮名が書かれていない物がある。英語キーボードは日本語キーボードよりスッキリしていて見栄えがいい反面、記号の配列が変わってしまうのでちょっと使いにくいのだが、これなら一発解決だ。某E社の物に比べると少し高いが、肝心のタッチの方がどうなのか、気になるところだ。

 ここまで来ると、将来的にパームレストがテカってくるのも心配なので、それ用のカバーも探してみようかとも思うが、そうなると「あそこもココも気になる」と際限がなくなって、せっかくの美しいデザインが台無しになってしまうだろうか?




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