赤い黒豹の呑んだくれ日記

PC版&モバイル版テンプレート変更しました。(2011.11.25)
<< August 2009 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | - | -

第126話 夏の日2009

 この夏の休暇中にやった事を振り返り、列挙してみよう。計画していた事は、だいたいこなしたと思うのだが。

8月8日
 いつも通り妻を書道教室に連れて行き、夜は私の実家に宿泊。久しぶりに親父の晩酌につきあう。

8月9日
 せっかく千葉まで出てきたので、帰りにお台場のガンダムを見に行くことに。薄曇りではあったが暑く、待ち時間でしっかり日焼け。まぁ雨に降られなかっただけ良しとしよう。それよりも駐車場のない事。予想はしていたが、車で行くのはOUTだ。ちなみにバイクだと停める場所は悩まなくていいが、入り口からは それなりに歩くので、服装を考えるとやはり辛そう。やはりお台場は電車で行くところだと思う。
 ガンダムは非常によくできていて、ここまでリアルなのは今までなかったのではないか。実に画期的だが、こういうものが広告塔として成立してしまうところが、日本人の子供っぽさを象徴しているような気がする。

8月10日
 ユーカリが丘駅前にあるbayfm(千葉のFM局)のサテライトスタジオ「U-kari Studio」へ。目的はもちろん番組DJ曽根由希江を見るためだ。放送開始には間に合わなかったが、スタジオ前につくと、すでに若干の人だかりが。しか も殆どが男性で、ヲタっぽい人も多い。
 天気は大荒れで、叩き付けるような雨と雷。途中スタッフの人が「雷が落ちると危ないので、中でご覧くださ い」と言うので館内に入ると、しばらくして何とホントに落雷!館内の照明が消え、放送が中断してしまった。館内が停電しているので、携帯ラジオがないと放 送が聞けないが、番組はどうなっているのだろう。電力はほどなくして復旧したが、すごい場面に遭遇してしまった。
 ちなみに、初めて生で見る曽根由希江は、中川翔子を普通(笑)にしたような、かわいらしい女性。そりゃ見に来るのは男性ばかりだろう。中には挙動不審で周りをドン引きにしている、怪しい人物もいたが…。ちなみに現地は写真撮影禁止だったので、写真なしである。

 帰り道にコンビニを3軒ハシゴし、bayfmと山崎パン、マザー牧場(千葉ではネズミーランドの次にメジャーな老舗の観光スポット)のコラボレーション企画「ドリームパン・プロジェクト」で発売された3種類のパンを買い、さらに四街道IC近くにある分譲マンションで番組中継をやっているというので、ちょっと覗いてみると、先ほどU-kari Studioで見かけたような姿が数名。サマーキャンペーンガールが目的か…皆さん好きねぇ(笑)。ちなみに私の目的はサマーキャンペーン「カー」の方。相変わらずキャンギャルの類いには全く興味を示さないのであった。ちなみにこのロゴの数々は塗装ではなくステッカー。ラッピングという手法か。フォグランプ横にある丸い部分、もらえないかなぁ。

8月11日
 明け方に大きな地震があって目が覚め、そのまま布団でダラダラ、ウトウトしていると職場から呼び出しの電話。仕方がないので出勤するが、さしあたり何もする事がない。待機も仕事のうちだが、こんな時に限って借り物のDSは家に置きっぱなしだ(当たり前)。震源地が静岡というので、念のため浜松在住の残業ライダー氏にメールしてみると、無事との事。その後、特に何もないまま9時過ぎに解放される。全く難儀な商売だ。
 帰宅後、前日の3種のパンを食べてみた。購入したまま食べるタイミングを逃していたのだ。妻はミルクパン、私はハム&グラタンパンがお気に入り。もともとマカロニは好きなのだ。ツイストパンはちょっと甘すぎ。クリームとチョコが入っているのだから、シュガーコーティング(?)は不要かも。

8月12日
 妻が仕事なので、不在の間に土浦のジャスコで洗車。ついでにミスドでドーナツを4つ買う。昼食にどうしても沖縄そばを食べたくなり携帯で探すと、そう遠くない場所に1軒あるようだ。行ってみると何と定休日。くそ〜。近いうちに絶対行ってやる!
 帰宅すると宅配便屋がやってきた。最近通販はしていないのに何だろうと思って出ると、青森にいる先輩が日本酒を2種類送ってくれたのだった。夜になり早速そのうちの1本「無限」を飲んでみる。なかなか強力な酒で、1合しか飲んでないのに2合飲み終わったような酔いっぷり。危険なので半分残して終了。


8月13日
 「海のエジプト展」を見に横浜へ。混雑を避けるために朝から繰り出すが、会場に入るとレイアウトが悪いせいで人の流れが止まってしまい、ひどく見づら い。会場レイアウト考えた人、センスなさ過ぎ。どのぐらいの来場者を見積もったか知らないが、もっと人が分散しながら流れるような配置にするべき。イライ ラするわ疲れるわ、後半は飛ばし飛ばしで出てきてしまった。
 昼食は、餃子を食べたくなり中華街へ。出てきたコレ、月曜日に何かのテレビ番組で紹介されてなかったか?味は当たり前だが家庭で食べるのとは根本的に違う。皮は厚めでモチモチ、餡はジューシー。う〜ん…何回作っても、このジューシーさが出ないんだよなぁ。
 その後ふらりと立ち寄った関帝廟近くの雑貨屋で、山口美江を発見!中華街に店を出しているとは聞いていたが、本人を見る事ができると思わなかった。店を出してから暫くたつが未だに続いているという事は、経営がうまく行ってるのだろう。芸能活動をしていた事を前面に押し出していない点に好感が持てる。あまりにさりげなく店にいたので、写真を撮る事はおろか、声をかける事もできなかった。

8月14日
 bayfmの公開放送番組の観覧に成田空港へ行く予定だったが、前日の疲れが抜けなかったので中止し、家でのんびり。
 夜になり、悪天候のため延期になっていた、千波湖の花火大会を見に行く。去年は仕事が終わってから行ったら、ほとんど終わるところだったので、今年は少 し早めに出発し、最初から見る事に。会場に入ると予想通りの人の波。それでも夜店で焼きそばとフライドチキンを買い、人のなるべく少ないところで立ち見す る。湖の対岸で打ち上げているらしく、上がる瞬間がよくわかる。湖面に映る花火が美しい。
 帰宅後、送られてきたもう一本の酒「あさびらき」を飲んでみる。こちらは変な癖がなくてスッキリと飲みやすい。

8月15日
 前日久しぶりに夜更かしをしてしまい、起きると9時半を過ぎている。特に予定もないので、居間の片付けついでにパソコンデスク周りの配置換えと、モデム周りの配線の見直し。机と本棚の配置を逆にしただけだが、少しすっきりしたように見えるが、もうちょっと何とかしたいなぁ。
 夕方、妻をドコモショップに連れて行く。私も便乗して、購入当初からあった電源瞬断の不具合(スライドオープンさせると電源が切れる事がある)について申し出てみると、何と新品と交換してくれるという。ダウンロード済みのアプリや有料着メロのデータは移行できないが、電話帳、ブックマーク、メールぐらいは移行できるという。何度か落としたりぶつけたりして傷が入っていたのでラッキー。

8月16日
 妻の友人の出産祝いを探しに、大洗のアウトレットモールへ行く。輸入玩具の店で「新生児だし、固いものは危ないんじゃないか」とか、「音が出るものは子供でも楽しいんじゃないか」とか、アレやコレやと悩み、ドイツ製の起き上がり小法師を購入。ネズミのぬいぐるみの中にオモリが仕込んであって、転がすとカラカラと鳴るようにできている。気に入ってもらえるといいのだが。


 パソコンを買い替えた影響で、当初予定していた浜松餃子旅行(GWのリベンジ)ができなくなってしまい、近場で過ごす事になった今年の夏休みだが、地震の影響で東名道が不通になってしまったことを考えれば、結果的にはよかったんじゃないかと思う。想定外だったのは「海のエジプト展」の混み具合で、新聞報道ではお盆に入り入場者数は連日1万人を超えているそうだ。それだけ入れば、レイアウトなんか関係ないか。消化できなかったプランは成田空港Sky Gateの公開放送の観覧と、中野のまんだらけに古本を売りにいく事ぐらいだが、来月の連休に期待しよう。

 さて、と…そろそろ現実の世界に戻る準備を始めなければ…。





与太話 | comments(3) | trackbacks(0)

第125話 The time has come.

 その時は来たれり。

 2002年の春。イタリア製の大型バイクを新車で購入しようとする私に、当時の上司はこう言った。
「お前はオートバイと結婚するのか?」
問いかけに対し、私は満面の笑みで「はい!」と答えたものだ。

 あれから7年。思えば色々な場所に出かけた。カスタムにはずいぶんと金をかけたし、何度か転んでケガもした。友達がたくさん増え、彼らの影響を受けて草レースもかじってみた。内地に転勤が決まった時は、いろいろな場所にツーリングに行こうと漠然と考えていた。
 しかし、現実は計画通りにはいかないものだ。転勤と同時に生活はすっかり変化した。バイクに乗るどころか、触れる時間もめっきり減ってしまった。そうなると、乗れない事そのものより、維持のための最低限の整備すらできないことの方が我慢できなかった。すると、ろくに整備をしていないマシンに乗ってツーリングに出かけてみても、どこかに不安があるのだろう。いつからか、心から楽しむことができない自分に気づいた。

 「潮時」という言葉が頭をよぎった。

 どうせ乗らない、いや、乗れないのなら、マシンに金や手間をかけるのはおかしな話だ。かといって手元に置いていても、マシンがジワジワと傷んでいくのを見守る事しかできない。バイクは乗り物であって、決して置き物ではない。ならば乗りたいという人に乗ってもらった方がマシなのではないか。再び「潮時」という言葉が頭に浮かぶ。

 まぁ、生活が変わるとは、こういうことなのだろう。思えば、結婚を決意した時からずっと、降りるタイミングを探っていた。妻がバイクに無関心で「降りろ」と言わないのをいいことに、先延ばしにしていたにすぎないのだ。友人と3人でツーリングに行くことになった時、「これで最後にしよう」と心に決めた。


 バイクに乗り続ける事と結婚生活とを、うまく両立させている友人は何人もいるし、私の妻はバイクに興味がないだけで、理解がないとは決して思わない。だが、バイクは所詮一人で楽しむものだというのが私の持論である。まして家族がバイクに興味を示さない以上、私一人の趣味のために家族の生活まで圧迫する事は、私の価値観としては許させる事ではない。結婚するならばバイクから降りること。これは以前より私が自らに課していた条件だ。「行き遅れ」たのは良縁に恵まれなかったせいだが、バイクに乗り続けるためでもあった。そして私はこの夏、ついにバイクから降りた。

 降りる時に最後に行く場所も、実はずっと前から決めていた。何度もお世話になったシルヴァバード。総走行距離は約35000km。7年を共にした我が愛車は、ここで次の主を待つことになる。







 …と思ったら、預けた数日後、店のBlogにはこんな記事が。

モンスターカスタム進行中

 各部は持ち込んだノーマルパーツに戻してあるが、スイングアームのMichelinステッカーといい、細長いミラーといい…。07Rのシートカウルなんか着けちゃってカッコイイな。もしかして君は、レーサーとして余生を送るのか?まぁ、牧野社長の腕は確かだ。それも悪くない。完成したら、いつか会いに行こう。




.
バイクネタ | comments(10) | trackbacks(0)