赤い黒豹の呑んだくれ日記

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第136話 赤い黒豹の断捨離な日々

 まずは、新年明けましておめでとうございます。昨年はほとんど更新がありませんでしたが、今年は1話でも多く更新していきたいと思いますので、引き続きのんびりお付き合いのほど、よろしくお願いします。


 と、年が改まって半月過ぎようとしている頃になって年頭の挨拶をしておいて、話は年末に遡るが、最近各メディアで流行りの「断捨離」について書かれた本を読む機会があった。曰く、モノに対する執着を捨て、ただ持っているだけのものを手放して、今の自分にとって本当に必要と思うものだけを身の回りに置いておく、ということである。

 振り返ってみれば、我が家には「ただ持っているだけのもの」、つまり実質的に「不用品」と言える物がかなりの数ある。本によると、そのような物は置いておくだけでもスペースを取るが、その「スペース」は家賃の一部を占めている…つまり「不用品を保管するために家賃を払っている」と考えることができるそうだ。なるほど。

 捨てられないものの多くは、思い出があったり、当時流行ったものだったり、高い金を出してやっと買ったものだったりと、それなりに捨てられない理由があるものだが、「今の自分に絶対必要か?」といえば、答えは決して「YES」ばかりではないだろう。しかし思い出のいっぱい詰まった「タンスの肥やし」も「すでにその役目は終えた」と思えば、かなり楽に手放すことができる。まずはモノに対する執着を捨て去るところから「断捨離」は始まるのだそうだ。

 因みにこれらは、私が読んだ本に書かれていた考え方である。折しも年末の大掃除の時期である。私も考え方を変え、大好きだった「不用品」たちと決別することにした。


 ところで、知っている方もいると思うが、私には収集癖があるようだ。で、例えばその時好きになった歌手のCDを1枚買うと、その人のそれまでの作品を全部買いたくなる。そしてハマっている間は、新作が出るたびに買い続ける。渡辺美里に始まり、遊佐未森、谷村有美、大学時代にはFair Childに広瀬香美、洋楽ではMR.BIG、テリー・ボジオ等々…ある人が終わると次の人、それを繰り返しているうちに、手元にあるCDの枚数は200枚以上になってしまった。最近はiTunesとiPodを使っているので、CDはレンタルしたものをデータ化することでCDの所有枚数は増えていないが(そのかわりデータとして6000曲近くある)、だからといって持っているCDをプレーヤーに入れて聞くということもあまりない。それなら手持ち分もデータ化すれば、必ずしもCDとして手元においておく必要はなくなるだろう。

 また10年ほど前のG-SHOCKブームの頃に買ったG-SHOCKとBaby-Gは、合計30本以上になる。ただし当時は沖縄に住んでいたことに加え、私のアマノジャクな性格のせいで、本当に激レアと言えるものは買わなかった。よって手元にある、'96〜'98Extremeシリーズやテリエ・ハーカンセンモデル、A.D.M.A.モデルなどは確かに限定品だし、F-1モデルやラリーモデルなどの珍品もあるが、高額なプレミア価格が望めるものは1つもない。かといって手元にあっても、10年寝かせた腕時計を、今後使うことはないだろう。



 余談になるが、G-SHOCKはそのほとんどのモデルで、ウレタン製ベゼルを採用している。しかし無類の対衝撃構造を誇り、通常の使い方ではまず壊れることのないG-SHOCKも、さすがにウレタンの劣化には勝てない。しばらく(ベゼルにツヤが出てくるぐらい?)着用した後、新しいモデルに買い換えて、今まで使ってたものを使わなくなったとすると、保管中にウレタンの劣化が進む。何年か経って次に取り出したときには、油分がにじみ出たように表面がうっすらと濡れていることがあるが、こうなるともう遅い。ちょっとした力が加わるだけでヒビが入り、ひどい物になると耐衝撃どころか、指の力だけで簡単に砕けてしまうのである。交換用のベゼルを買おうとしたところで、スペアパーツの生産はすでに終了していて手に入らず、モジュールがむき出しのままのG-SHOCKが、我が家にも3本ある。さすがに売るわけにもいかず、部品取りにもできず、手放すには捨てるより他にない。不思議なことにこの症状は、使い続けている間と未使用品では発生しない。



 さて、その他にも買って1度読んだきりの本や雑誌、1度も使っていない食器、着なくなった服など、役目を終えて「大切に保管」され、おそらく2度と出番を迎えることのないモノたちの分量は、ちょっと見直しただけで何と衣装ケース4つ分になった。そしてこれらをリサイクルショップに持ち込むと、買取総額は2万円を越えるほどとなった。

 因みにその金額のほとんどは、G-SHOCK(22本)を売った分で、残りはCD(数十枚)を売った分である。それ以外のものは、ほとんど値段らしい値段がつかなかった。もちろん全く値段のつかなかったものや、引き取ってもらうことさえ叶わなかったものだってあり、それらは残念ながらゴミとして処分せざるを得なかった。



 「モノを買うなら形に残るものを」と言って、何でも手元に置いておきたがっていた若い頃と違い、今はなるべくモノのない、シンプルで身軽な、ムダのない生活をしたいと思う。あえて分かりやすく例えると、それは無印良品のカタログ写真のような。必要最小限のモノだけで、慎ましやかに生きていく、そういうイメージを「洗練されている」と感じるのは、年をとった証拠かもしれないし、あるいは時代の流れ、今の流行りなのかもしれない。いずれにせよ、本当は手放したい、手放すべき「不用品」は、まだまだたくさんあるのだ。


 とか何とか言いながら、G-SHOCKが思いのほか高く売れたことに気を良くした赤い黒豹。そのリサイクルショップで、よりによってギターアンプを買ってきてしまったのだった。ぜんぜん「断捨離」になっていないのである。いや〜、だって中古の練習用とはいえ、Fenderのアンプが¥8000で手に入るとは思わないじゃないか!ただのオブジェになるかもしれない、このギターアンプの話は、また後日。





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