赤い黒豹の呑んだくれ日記

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第18話 初期衝動

 たまにはバイクネタを離れてみよう。

 日曜日に那覇市某所で友達のライブがあった。「Non Title」というギターデュオで、元々私と同じバンドのボーカルとリードギターだった2人である。私の仕事が忙しくなった辺りから、バンドとしての活動はストップしてしまったのだが、この2人はスタイルを変え、オリジナル曲を作って今もストリートで活動している。

 この日、Non Titleの出番が一番最初だったため、出番を終えた2人のうち、リードギターだった方と、彼の同級生の3人で、近くの焼鳥屋に行くことにした。3時間ほど飲み食いして店を出た後、話し足りないのか何mも行かずに立ち話をするのは、飲み屋の近くではよくある光景で、我々もひとしきり立ち話。その中で「最近気になる若手女優」というのが話題になった。

赤い黒豹「一番最近だと…宮崎あおいかな。朝の連ドラに出てる…。」
ギター君「あれ?前田亜希じゃないんですか?」
赤い黒豹「前田亜希は『最終兵器彼女』に出てるな。すごく気になるんだけど、見るの迷ってるんだよね。原作が切なすぎて、いたたまれなくなるから。『リンダリンダリンダ』は見たよ。」
同級生君「『最終兵器彼女』ね。『いいひと。』描いてた高橋しんの漫画ですよね。」
赤い黒豹「ギター君、もし『リンダリンダリンダ』見てなかったら、見た方がいいよ。『バンドやりたいっ』って思った頃の初期衝動がよみがえってくるから。あと、『青春デンデケデケデケ』も。」

 酔っぱらってるので、若手女優の話はどこかへ行ってしまった(笑)。


 「青春デンデケデケデケ」は今から15年ぐらい前の映画で、舞台はまだロックミュージックが最先端の音楽だった頃の日本。高校生が文化祭か何かでザ・ベンチャーズのコピーバンドをやるために奮闘する物語である。初めてドラムセットを目の前にして「これ、本当に叩いてもいいんじゃろうか?」と戸惑うドラマーに、ベーシスト(だったかな)が「真心を込めて叩けばいいんじゃ!」と声をかけるシーンが可笑しくて、妙に印象に残っている。

 『リンダリンダリンダ』は昨年劇場公開された作品。「青春〜」と似たような内容だが、時代設定は現代。メンバーの1人が怪我をしてライブ出演が危ぶまれるバンド。成り行きでボーカルになってしまったのは、なんと韓国人留学生なのである。しかも女の子バンドなのに選曲がザ・ブルーハーツ!当時を知る者としては、懐メロ扱いなのがちょっと悲しいが、年齢差も10歳以上ってことで(涙)。


 この2本の作品、共通しているのはライブ出演のために高校生が奮闘するという点。「バンドやりたいっ!」「ライブに出たいっ!」というエネルギーが、見ているこっちにもビンビンに伝わってきて、初めてスティックを握った「あの頃」、部活が終わって家に帰ってからも、古い電話帳をガムテープで補強した「練習台」でパタパタと練習していた「あの頃」の気持ちが蘇ってくるのだ。DVDでも借りてきて、熱い気持ちを呼び起こしてみようか?







 …え?女優?えーと、宮崎あおい、前田愛/亜希姉妹、長澤まさみ、木村カエラ、香椎由宇、鈴木杏、蒼井優…っと。前田姉妹や鈴木杏はもはやベテランですな。そういえば池脇千鶴、最近見ませんねぇ。


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第8話 継続は力…か?

 ドラムを叩かなくなって、何と1年以上たってしまった。音楽に興味がなくなったわけではないのだが、何となく遠ざかっている。

 私は一つのバンドに長居する方ではなく、どちらかというとサポートメンバー的な位置にいる方が居心地がいい。ドラムを趣味として確立した頃から「もしもし、赤い黒豹?○月×日ヒマ?○○の曲でライブやりたいんだけど、サポートで叩いてくれない?」という電話がキッカケでステージに立つ(座る?)ことの方が多かった。

 9年前に沖縄に移住したとき、国際通りにある某楽器店(バレバレ)にメンバー募集の広告を貼ったところ、ある女子高生がボーカリストとして志願してきた。結局その本人との活動はなかったのだが、しばらくして彼女の後輩だという女性を紹介された。曰く「◎◎(注)のコピーバンドをやりたいので手伝って欲しい」。
 いつも通りサポートメンバーのつもりだったのだが、すっかり気に入られたのか他に適当なドラマーがいなかったのか、とにかく彼女とはその後3年ほど活動を共にした。やがてオリジナル曲も増えたが、諸事情によりバンドは空中分解のように解散してしまった。一人になった彼女はその手にギターを持ち、ストリートミュージシャンとしての道を選んだ。

 共に活動していた頃の彼女は、本当にいい声だったが本番には極端に弱く、また口下手なのかMCもイマイチで、正直ストリートでは長続きしないと思っていた。しかし「コケの一念」とは言ったもので、紆余曲折を経た2003年の秋、こちらの心配をよそに何と彼女はCDを発売してしまった。

そのステージネームは「ヒルギ」。ご存じの方もいるのではないだろうか?


 昨夜、北谷町に彼女のステージを見に行った。MCは相変わらず支離滅裂(笑)だが、歌声は以前のような弱々しさはなく、鬼束ちひろCoccoのような伸びのあるパワーボーカルである。曲の傾向としては民族色が豊かで、元ちとせあたりに近いようにも感じるのは気のせいだろうか?彼女はCDデビューして東京に移り住んだものの、不幸にもツアー中の福岡で大病を患ってしまい、以来沖縄に戻って細々と活動しつつ復活の時を待っているのだが、その間にも曲を書き貯めているらしく、見に行くたびに新曲を披露してくれる。
 さて、気になる今後の活動だが、今月末には何とあの「女子十二楽坊」らと共にauのライブイベント「亜細亜音楽楽園 2006」への出演が決定しており、そのTVCMにも横顔のみ登場している。また近々新譜を出すべく鋭意レコーディング中とのことである。彼女の大いなる挑戦は、これからも続くのだ。





(注)プロフィールに、このアーチストのコピーをしていたことが書かれていないので、念のため伏せ字とした。
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