赤い黒豹の呑んだくれ日記

PC版&モバイル版テンプレート変更しました。(2011.11.25)
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第144話 AppleTVでYouTube中毒

 しばらく前にAppleTVを購入した。地元のリサイクルショップで、新品なのになぜか¥4800で売っていたのだ。1週間悩んだが、この値段で手に入ることは考えられないので、やはり買ってしまった。  このAppleTV、発売当初はどう使うものなのかよく分からなかったのだが、2代目になって機能が限定され、筐体も小さく、値段も安くなったことで、ネット上ではユーザーが増えているように見えた。iPhoneやiPadと共にiOSが普及したことも要因の一つだろう。

  知らない人のために簡単に説明すると、iPhoneなどのiOS搭載デバイスやマック本体、インターネットとテレビを、ワイヤレスLANで繋いで楽しもうというシロモノだ。やり方によってはマックからDVDの映像も送信できるようだ(実はコレをやりたかったのがメイン)。  使ってみるまでは、テレビでそんなことをして意味があるのか?と疑問視していたのだが、テレビでYouTubeを見られるというのは、やってみると意外なほど面白い!日本語検索ができないのが欠点だが、マックや携帯からYouTubeにアクセスし、見たい動画を自己のアカウントのプレイリストに保存すれば、あとからAppleTVをしてテレビで見ることが出来る。iPhoneもiPod touchも持っていないので正直面倒といえば面倒で、「どっちか買っちゃおうかな〜?」をまたも物欲が頭をよぎってしまい、ジョブズの術中に、見事にハマっているのだった。
  PCや携帯でYouTube視聴にハマっている人は要注意。テレビの大画面で見るのと携帯の小さい画面で見るのとはワケが違う。ソースが古かったりすると解像度が荒いが、最近の映像はテレビでもキレイに見れるものは少なくない。  こと音楽に関してはマイナー志向の私。ロックに興味を持ち始めた頃に知った、日本ではいまいち人気が出なかったバンドの映像も、YouTubeにはたくさんある。

  例えばイギリスの「All About Eve」。ファーストアルバムに収録されている「Every Angel」は彼らのレパートリーの中では数少ないポップチューンだ。 ここで紹介するのは、それまでに私が見たことのあった唯一の映像。'88年の24時間テレビから。余談だが、残念ながらこの時に出たバンドは、みんな「アテぶり」、つまりカラオケに合わせて演奏してるフリだった。

 こちらはDVD化されているモノのようで、ちゃんと演奏しているもの。ボーカルのジュリアンヌ・リーガンの衣装がカジュアルすぎてビックリ。

 つづいて同じくイギリスの「Then Jerico」メンバー全員がかっこ良すぎる。特にドラムの人!コチラも24時間テレビからの映像。アイドルバンドだったのか?この曲に限っては、生演奏をしている動画が見当たらないのだが…?ちなみに、マイナーすぎて謎が多いが、'87年に来日公演を果たしていたようだ。
 

  この日の放送で知ったグループは他にもあり、有名どころではCheap TrickやEighth Wonder、Lisa Lisa & Cult Jam、Kool & The Gang、Run DMC、マイナーな所ではFabulous Thunderbirds(かのStevie Ray Vaughanの兄・Jimmie Vaughanが在籍) やHothouse Flowersなどなど、かなり多数。この年の24時間テレビは、学校の楽器以外には父のガットギターしか知らず、音楽といえばアニソン以外は渡辺美里ぐらいしか聴かなかった少年に、様々な影響を与えたのだった。

  知っての通り、このYouTubeなるサイトは音楽だけでなく、個人の投稿はもちろん懐かしいCMやテレビ番組など、あらゆる映像を見ることができる。仮に今は検索がヒットしなくても、そのうち誰かがUPするかも知れないし、何だったら自分が持っている秘蔵の動画を世界中に配信することもできるのだ。何かのキーワードで芋づる式に次々と色んな動画を再生してしまい、気がつくと真夜中になっているという人も多いだろう。その意味では非常に危険なサイトなのである。




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第139話  困ったときのYouTube

 先日Twitterに投稿したネタとかぶって恐縮だが、今すぐ聞きたい曲があるという時、便利なのがYouTubeである。アパートの隣にあるTSUTAYAは、店舗が新しいということもあり旧作が少なく、むかし聞いていた曲を改めて聞きたいと思っても、特にヘヴィメタは流行ってないせいもあってか在庫がないことが多い。こういう時にもYouTubeは便利だ。音質、画質はアレ(笑)だが、当時はミュージックビデオを見る機会が少なかった(というか、あまり一般的でなかった)ので、初めて見る映像が多く、懐かしくも新鮮である。


 さて、昨日そのTSUTAYAに行ったのだが、やっぱり在庫がなかったのが、スティーブ・ヴァイが「VAI」というバンド名義でリリースしたアルバム「Sex & Religion」。このバンドの曲を今スグ聞きたいが、レンタルできない!そこでYouTubeの出番である。見つけたのがこのPVだ。知らない方のために補足しておくと、スティーブ・ヴァイは、かのオリアンティを発掘したとされる人物であり、彼とともに演奏するのが、元X-JAPANの故hideのソロアルバム「Hide Your Face」にも参加したテリー・ボジオとTMスティーブンス、そして当時新人だったボーカリストのデヴィン・タウンゼントである。

 VAIを映像で見るのは初めてだが、やっぱりカッコイイ!特にテリー・ボジオは金髪+長髪+全身ピアス(!)のこの頃が一番カッコイイな。パーカッションアンサンブルのようなソロ曲もいいけど、たまには普通(?)のロックもやって欲しいところ。



 ちなみにTwitterでのネタは、イングヴェイ・マルムスティーンの「Rising Force」。高校2年の頃だったか、軽音楽部に所属していたクラスメイトが、文化祭で演奏したのがこの曲だった。当時のバンド少年は今と違ってテクニック至上主義だったため、ギター歴2年で聖飢魔兇離灰圈爾鬚垢觴圓覆疋競蕕砲い燭里澄C罎任發海離ラスメイトは、たぶん校内イチの腕前だっただろうと思う。ちなみに、大学4年の時、池袋サンシャインで開催されていた「楽器フェア」の会場で偶然再会し、「今はDREAM THEATERのコピーをやっている。」と言っていた。さすがである。

 その「世界最速のギタリスト」イングヴェイの、89年頃と思われる映像。「ヘヴィメタ界の音速の貴公子」とまで言われただけのことはあり、カッコイイ!


そしてこちらが最近(2002年)の映像 

テクニックやパフォーマンスは当時のままなのが流石だが、ルックスはこのとおり、貴公子どころか、もはやどこかの農場のオヤジ。ただしWikipediaによると、この頃が肥満のピークだったようで、現在はいくらか痩せてきているそうだ。





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第135話 からす座のギター

 私が敬愛する永野護氏の漫画デビュー作「Fool for the City」(以下「FFC」と記述)。その単行本の巻頭カラーページで紹介されている、私が世界一かっこいいと思っている変形ギターが、今回紹介するGibson Corvus(カーヴァス)である。Corvusとは「からす座」のことであり、構えると、なるほど鳥のような形にも見える。

 手元にあるのは、二十歳ぐらいの頃、中野の中古楽器店で発見した…というか、当時親しかったバイト仲間が雑誌(たしかPlayer誌)で見つけて教えてくれた物で、ハードケースが付属して¥96000ぐらいだったように思う。もちろん10万円もの大金をハタチの若造が持っているはずもなく、3ヶ月の分割払いにしたのを覚えている。


 このギター、世界的ギターメーカーである「あの」ギブソン社の製品でありながら極端に知名度が低く、よくわからない点も未だに多いようだが、購入当時に比べると、インターネットの普及によりいくらか情報が手に入るようになった。所有しているモデルはCorvus IIと呼ばれており、ハムバッカー・ピックアップを2つ搭載するタイプ。この他に1ハムバッカーのCorvus I、3シングルコイルのCorvus IIIの計3タイプがあるという。形が独特すぎたせいか全く売れず、1982年から84年のたった2年しか販売されなかったようで、この辺りも謎が多い理由だろう。またプロ、アマ問わず、使っている人を見たことがない(ただしYou Tubeには試奏している動画がある)。本業がドラマーなので活躍する機会はないのだが、そういう意味では、一度手に持ってステージに立ってみたいものだ。


 ボディはアルダー材との情報もあるが、同じアルダー材を使っているハズのFender Stratocasterよりかなり軽いことから、実はバスウッド材(入門用ギターによく使われている)なんじゃないだろうかとも思う。ネックはボルトオンで、多分メイプル材。握るとストラトより太い感じがする。フィンガーボードは多分ローズウッド。さすがにエボニーではないだろう。ナットは定番の牛骨。フレットは22フレットで、ギブソンらしく幅の広いものだ。

 ピックアップは2ハムバッカー仕様だが、ボディの軽さも手伝って非常に貧弱なサウンド。レスポールのようなハイパワーを期待すると裏切られるのは必至だ。その上ボディ鳴りも殆ど無いため、アンプ直結では(もちろんアンプの性能にもよるが)「軽快なクランチサウンド」程度にしかならない。もしゴリゴリのメタルサウンドにするならば、それなりのエフェクターが必要だが、歪ませすぎると音が潰れてしまい、本来の魅力を失うような気がする。こんな形状であるにもかかわらず、であるが、この辺が今一歩セールスに結びつかなかった原因という説もある。

 ブリッジはギブソンらしい感じもするが、伝統のTune-O Maticよりシンプル。コントロールは2ボリューム、1トーンにフロント、ダブル、リアの3点トグルスイッチと、こちらもギブソンお決まりのスタイルだ。



 で、本当は黒かシルバーのCorvus IIIが欲しかったのだが(「FFC」カラーページに掲載されているのは黒い「III」)、今のように情報が手に入りやすくない時代のこと。さんっっっっざん探してやっと見つけたことから、実はちょっと妥協した。ところがこの日の帰りに立ち寄った新大久保の中古楽器店で、何と黒いCorvus IIIが売られていたのだ!もっとも購入した物の方が状態はずっと良かったし、今となってはこの何ともいえないオレンジ色も、ストラトとは全く違う音がする2ハムバッカーもお気に入りである。今のギターと違って塗装が弱いのだろう。購入から15年近くが経過し、当初からあったひび割れが増えてきているが、コレもいい味になっていると思う。


 ところで「FFC」巻頭ページには「Futura」として紹介されているが、写真を見る限り紛れもなくCorvusである。今でもこの辺りはよく混同されているようだが、どうやらFuturaというモデルもCorvusと同じ形状を持ち、上位機種として別に存在するらしい。Corvusとの違いは、ネックの結合方法がセットネック(ボディと接着されている)であることと、ブリッジにケーラー社のトレモロユニットが奢られていることのようだ。ちなみに「Futura」は、かの有名なExplorerの元になったギターの名でもある。



 と、ここまで知った風で書いているが、最初に描いたとおり非常に謎の多いこのギター。「ここは違うよ」とか「本当はこうだよ」とかイロイロ知ってる人、教えてくれると助かります。あと「私、使ってます」って人も、是非コメントください。





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第134話 甦れ!隠れた名機 −Rocktron G.D.P.−

 G.D.P.Google検索すると、出てくるのは国内総生産(Gross Domestic Product)。まぁ普通そうだよな。社会の授業にも確か出てきたし。だが、もちろんそんな高尚な話ではない。今回は久々の音楽(楽器)ネタである。


 G.D.P.とはGuitar Distortion Prosessorの略。その正体はアメリカのRocktron(ロクトロン)社が製造・販売していたハーフラックマウントの歪み(注:「ゆがみ」ではなく「ひずみ」と読む)系エフェクターだ。探して探して、ようやく3年ほど前に格安で手に入れたはいいが、困ったことに取説はおろか電源アダプタもなく、入手以来動作確認ができなかったのだ。で、そのままお蔵入りになっていたのだが、ある日どうしても音を出したくなった。背面には電源が直流15Vであることが書かれていたので、15VのACアダプタを古物屋で手に入れ、コレを本体につなげば音が…



 ポ ン ! 



 なんと、破裂音と共に白い煙が立ち上ったのである。もちろん音は出ない。パネルを開けると中に入っていたのは数個のICとトランジスタ、電解コンデンサと無数の金属皮膜抵抗からなるアナログ回路。よく見ると、電源ジャックに近い位置にある電解コンデンサが1つ吹っ飛んでいた。どうやらこの電源アダプタは強力すぎたらしい。焦げた匂いはほとんどしないから、抵抗が焼けてしまったということはないだろう。…多分(不安)。


 後日メーカーにアダプタの件を問い合わせると(最初からそうしろ)、生産が終了していて正規品がないとのことで、代替品としてVestaxのアダプタを教えられた。そのまた数日後、東京へ行く用があった時に有楽町駅前の某量販店に立ち寄り、ダメもとで尋ねると幸運にも在庫があるという。コレを購入し、さらに秋葉原で途中下車しパンクしたコンデンサの替えを入手。帰宅してコンデンサを交換し、電源をON!これでようやく音が…





 出 な 〜 い …。




 改めてテスターで調べると、コンデンサ、抵抗、ダイオードには導通があるようだ。あとはトランジスタとICだが…よく見ると、電源が入っていることを示すLEDが点灯していない。ということは、そもそも電源が入っていないことになる。


 基板を裏返してLEDにつながる回路を辿り、テスターで電圧を測ってみると、電源のすぐ近くにある3端子レギュレータの、約18Vの入力に対し12V程度あるべき出力が数mVしかない。これではLEDは点灯しないわけだ。おそらく今回電源を入れた時(あるいはもしかしたら入手以前から)パンクしていたのだろう。

 原因はコレだと当たりをつけてwebで電子パーツ屋をさがすと、大洗の辺りに1軒あることが判った。ちょっと遠いが車でいける場所だ。レギュレータ1個買うのに秋葉原まで行くのはバカバカしい。

 片道1時間弱かけて到着したのは、アマチュア無線の専門店。こうした店を1軒知っておくと、後々何かと便利かもしれない。往復で2時間近くかけて¥100足らずのレギュレータをGetし、帰宅して早速交換。そして電源アダプタをつなぐ。




LED点灯キターーーー(゜∀゜)ーーーー!!!!!





ギター、アンプとシールドで繋ぐと





音デタ----(≧∀≦)ーーーー!!!!!





 アナログ回路から出る待望のサウンドは、事前に聞いていた「マーシャル全開」サウンドかどうか分からないが、アナログだけあって骨太で温かみの感じられる滑らかな歪みであった。しかもスレッショルドコントロールが付いているので、音を出していないときの「ジー」とか「サー」とかいうノイズもカットでき、サウンドはとてもクリア。手元にあるもうひとつの歪み系エフェクタであるSANS AMPのアンプシミュレータ「GT2」よりずっとイイ音だ(いやGT2だって、それはそれでイイ音なのだが)。


 ただ手持ちのアンプが、あの「PIG NOSE」なので「音質」はそれなりである。出来れば50wぐらいのギターアンプがあると、本来の音が楽しめそうなもの。永野護氏によると、あとはウーレイのコンプレッサ「7110」があれば、セッティング次第でそれはもう素晴らしいサウンドが作れるそうだ。ちなみにウーレイ「7110」は中古で3万弱…買えないことはないのだが当面ライブの予定もないし、そもそも本業はギターではないので、とりあえずコレでよしとしよう。


 ところで、今回の件でいろいろ調べているうちに知ったことだが、こういうギター/ベース用エフェクターを自作してる人って、結構いるようなのだ。ちゃんと勉強すると作れるようになるのか?ちょっとした電子工作は趣味としては面白そうだし、電気の知識は整備の仕事にも生かせそうだ。




で…本業がギターの人、お貸ししますので誰か試してみませんか?(本気)





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